理事長あいさつ

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いつでも帰ってこられる場所として
ここに小百合学園を残し続けたい

幼稚園の頃に教えてもらった賛美歌をふとした時に口ずさむことが今でもあります。私にとっていつでも懐かしく感じられる場所として大切な思い出になっているのが幼稚園なのです。

昭和30年、学校法人 小百合学園は東京都公認のキリスト教主義(プロテスタント)の幼稚園として発足し、現在は「幼保連携型こども園」として幼稚園と保育園の機能や特徴をあわせ持ち多様な保育スタイルに柔軟に対応する園として国立の地に根付いてきました。
子供たちが、社会へ出ていくための入り口となる幼稚園にとって、本当に子どもたちのことを考えられる先生の存在は一番と言っていいほど大切です。そんな先生たちに恵まれたからこそ地域の人たちに評価いただける幼稚園になることが出来たと思っています。
幼稚園にとって大事なことは子どもたちのために何が出来るかを私たちが一生懸命に考えられることだと思います。これから大きく成長していく彼らには、時代とともに変化していく様々な環境の中で、主体性を持ち、イキイキとした人生を送ってもらいたい。その思いに共感できる先生たちとこれからも小百合学園を継続していきたいと考えています。
小百合学園を卒園していく子どもたちにとって、ここが「懐かしく思い出のある場所」であるために、私が成すべきことは、ずっと長くこの場所に小百合学園と子どもたちへの思いを残し続けることです。そのために、これからも国立の人にとって、そして、子どもたちや先生たちにとって安心して居られる園づくりに携わり、継続していくための力になっていきたいと思っています。

理事長 川上 浩